大学生と小学生女児の危険な関係が、何とも間抜けな警察への“相談”で明らかになった。

 2月26日の午後3時すぎ、小学生の女児と連れ立って兵庫県加古川市の交番を訪れた兵庫県立大学4年生、K容疑者(23)は、「この子がチャットで10万円を脅し取られ、さらに50万円を要求されている。何とかならないか」との相談を持ちかけた。
 「その内容に違和感を感じた警察官が本署に連絡。本署で女児の自宅などを当たると、相談の内容がウソであること、しかも、2人がただならぬ関係であることが判明したのです」(社会部記者)

 この日の未明、2人は午前3時から6時にかけ、加古川市内の市営住宅の階段下でセックスをしたというのだ。
 「K容疑者は『合意の上で関係を持った』と供述しているようですが、刑法第177条では13歳未満の女児と姦淫したものは強姦罪とし、3年以上の懲役刑に処すと規定されている。この女児は12歳で、合意であっても強姦罪が成立するのです」(司法記者)

 昨年夏、インターネットの無料サイトのチャット上で知り合って以来、親密な交際を続けていたという2人。同級生によれば、K容疑者は大学へは欠席も少なく真面目に通っており、卒業後の就職先は公務員を志望していたという。
 「女児のほうは夜の外出が増え、家の金を持ち出すことが目立っていて、母親が警察に相談しようとしていた矢先のことだった。2人はその金のことで交番に相談に行き、つじつまを合わせようとしたものと考えられます」(地元紙記者)

 大学生は、まさに墓穴を掘った形だ。